新旧キャラ対決!(地の八葉編)

 

 V.S. 

 彼は、私にとってひたすら可愛い人です。あのまっすぐさが好き。正直に言いますと、天真は私にとって男じゃありません、受けです(笑)。でも、女の子扱いって訳じゃないですよ。私の中では、男と女と受という三つの性別が存在するんです(笑)
 だってなあ、天真って、自分を追いつめて痛めつけるような所があるし、あのかすれたような泣き声が! どうしようもなく私の苛虐心をあおるんです(爆)。ああ、いじめたい。
 蘭ちゃんの兄としても、ポイント高いですね。最後まで決まりませんでしたが、彼は精一杯やったと思います。
 ただ、京EDは大嫌いです。蘭ちゃんかわいそすぎ。だって、曲がりなりにも鬼の元にいる時は衣食住が保障されてましたが、それもなくなって。娘を亡くしたばかりの裕福で気のいい中年夫婦に拾われればいいですが、彼女は一部の京人に鬼として姿を見られてるから、そういう人達に見つかったら、どういう事になるか、ちょっと想像したくありません。
 なのに、桜吹雪をバックに「お前を幸せにできるのは俺だけだ、分かってるだろ?」なんてやってる場合じゃありませんぜ、兄貴。
 彼は恋愛イベントがちゃんと恋愛らしくなってると思います。セリフや笑顔にどきりとさせられる事もしばしば。また、狭い所がダメで、それを克服するために、自ら狭い所に入って慣らすってあたりが、また私の苛虐心をあおってくれます(笑)
 かなり、いい男だと思うんですが、千歳、頼忠、幸鷹に対する頭の悪い対応が、どうにもこうにも嫌です。相手の立場や思考を考えず、自分の価値観で一方的に決め付けて、相手を責める所がどうかと思います。また、自分の立場を卑下する余り、相手も自分を卑下していると思い込む所も嫌ですね。こういうタイプって、周りの人を、気を使わなきゃいけないような気分にさせといて、気を使うと怒り出すんだよね。
 まあ、思春期に色々と挫折を味わって、気質がまっすぐすぎる彼は、それに対応できず歪んでしまったという事なのでしょう。それを主人公が癒して、もう一度前を向く気力を取り戻させるというのが彼との恋愛なのでしょうね。が、私の萌えパターンじゃないですね。
判定…

素直に可愛いと思える分、天真の勝ち!

 

 V.S. 

 いい子…だが、いい子すぎて、どうにも突っ込みがいがない。
 最初に見た時の印象は最悪でしたね(笑)。なんつーか、耽美っぽくて。これで、女の子のような性格してたらどーしよーと思ってましたが、ちゃんと男の子っぽくて、やんちゃな感じもあったので、一気に好感度アップしました。
 彼とイノリのコンビは、心温まって好きだ。ま、最初はうまくいきませんが。
 セフルのために京に残るというのもアリじゃないかな。あのまま帰ったら心残りになるだろうし。やりたい事を、最後までやり通してみるというのも貴重な経験だよ。
 いい東宮さまだよね。気さくで、より良い方向に導くための方策を、常に考えてる。
 こっちも頑張ろうという気分になります。こういう人となら、一緒に頑張っていけそうです。
 が、彼とEDは迎えたくないです。彼を現代へ連れ帰るのは、心苦しいんですよ。こんないい東宮様を、京の人から奪っちゃいけないと思えて。
 京EDもちょっと。東宮や帝には、「全ての妃を、身分に応じて平等に愛する義務」があるんですよ。そういう所に嫁ぎたくない。どう考えたって、花梨の身分は低いし。
 でも、天女を連発するのはどうかと思うな。彼は、穢れない善だけの天上世界に憧れてるようですが、もし、本当にそんな世界があるとしても、それは人を救えないだろう。
 神仏が実在するかどうかは大した事じゃないと思うし。でも、神仏を信じる事には意味があると思うよ〜。
判定は…

経験分、彰紋のが上手ですね

 

 V.S. 

 この人はねえ。ちと複雑です。わざと引いてみせて人を試すところは、本当に腹が立つが、時折、ときめかせてくれる事もあります。
 まあ、大人なんでしょう。これで、包容力があるタイプだったら、まだ好きだったろうと思うんですが。彼に頼ろうという気にはならないなあ。突き放されそうで。
 自由人が売りの彼ですが、彼自身はとても人を縛る人だと思います。何を考えてるか、何を望んでいるか分からないから、自主規制しちゃうんですよ。
 それをせずに、彼の前で自由に振る舞える人がいるとしたら、その人は友雅に興味がないんじゃなかろうか。
 となると、友雅って、自分を好きにならない人しか好きになれないって事になるのかも。不毛だなあ。
 でも、設定的には、かなり高く評価してます。色々といじりがいがあるというか。彼の話を考えるのは、とても楽しい。ダークな描写もできるし。
 海賊という生い立ちのためか、友雅より積極的ですね。俗な事も口にするし。
 時々、「内緒」とか言うのが、なんか可愛く思えてしまうんですよ。
 まあ、相変わらず分からない人ですが。個人的に、ああいう生き方をしてきた人が、「何もない」なんてあり得るんだろうかと疑問に思います。何もないんじゃなくて、失ったんだろうというのが私の見解。
 しかし、琵琶湖の海賊じゃなくてほっとしました(笑)。けど、瀬戸内海ですか。私的に、冬の玄海灘の荒波に、ざっぱ〜んと漕ぎ出していける男じゃないと、海の男とは認めませんことよ(笑)
 設定的には、あの時代の海賊というのが、ぴんと来ないせいか、翡翠の海賊としての描写があまりないせいか、なんかつまらんですね。水野さんの漫画で、ちょっと埋められましたけれども。その辺を、もうちょっと明らかにしてほしかったな。でも、メモリアルブックとかは買いませんね。九割九分落胆しそうだから。
判定は…

人格的には翡翠、設定的には友雅。よって引き分け!

 

 V.S. 

 泰明は間違いなく二歳ですね。自分の価値観でのみ動くって感じだもん。
 でも、神子を好きになって、それが崩れていく過程が可愛いのですよね。自分のものとは違う価値観、理解できない感情が流れ込んできて戸惑ってる様子に惹かれる。
 彼が道具だの何だの言うのも、他の概念がないからでしょうね。それは、これからゆっくり教えていけばいいでしょう。
 個人的に、彼は恋愛下手で夜のほうも下手だといいな(爆)。だって、うまかったら、かえってヤダ。「誰に習ったの? お師匠?」って聞きたくなる(笑)
 九十年生きてるのは伊達じゃないですね。物事を遠慮なく言うところは泰明と同じですが、こっちは引く事を知ってるというか、相手の立場を尊重する事を知ってる。
 その分、大人で、安心して見てられます。
 なんか、最初は泰明の二番煎じだとしか思ってなかったんですが、色々と見えてくるに連れて、好きになっていきました。
 やっぱ、泰継も可愛いよ。そこはかとなく見える劣等感と戸惑いというのかな。泣き顔がこれまた可愛いし。抱きしめたくなる(笑)
 なんというか、一生懸命な人が困ってると、つい手を伸ばしたくなりますね。
判定は…

二人とも、二番目に大好き

 

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