早起きは三文の得

 と言いますが、遙か2の場合、早起きするとアクラムが出てくるからうっとおしいですね。
 さて、前回の続き…の予定だったのですが、最初からやり直す事にしました。
 今回、千歳姫にお近づきになるので、一緒に勝真くんとも仲良くなろうと思い、翡翠と勝真やるなら帝方で行動したほうがいいかなと思いまして。
 それに、翡翠にいろいろとお話聞きたかったし。
 でも、ガイドブックを買って愕然。
 「海賊とは、いわゆる盗賊の事ではなく、瀬戸内や伊予といった海辺を拠点とする地方豪族が中央権力に逆らって、こう呼ばれる」
 ええっ。じゃあ、嵐の夜に幸せ求めて全速力で船を漕ぎ出したりはしないんですね!? なんだ、つまらん(笑)。

 という訳で序盤。幸鷹くんを選びたがる手を叱咤して、翡翠を選びました(笑)。そしたら、おおっと、いきなりかっさらわれたよ。いや、女の子の夢ですねえ(笑)。
 けど、やっぱ友雅氏とは色々違って楽しかったです。彼が行動するたびに、「あっ、質問に答えてくれた!」「あっ、まろに喧嘩売ってる!」「ややっ、何だか行動的だ!」といちいち新鮮な驚きを覚えるんですよ。
 それに、なんといっても、あの面倒くさがりそうな彼が、毎朝律儀に私を迎えにきてくれるっていうのが、何とも言えずいい気分です(笑)。
 で、序盤はずっと翡翠と行動を共にすることになったのですが、あの遊気野祭ってミニゲーム。
 「可愛らしいうさぎだね。餌をやってみようか?」
 に、似合わない…っ、と思ったのは私だけではないはず。
 ちなみに、このゲーム最初はうまくカーソルを動かせなくて苦闘していたのですが、その内にふと「タブレットを使ってみたらどうだろう…?」と思いつきまして。今では、一人同属性の人がいれば毎回パーフェクト取れます。あまり一般的な攻略法じゃないでしょうが(^^;。

 で、八葉探しは終わり、通常の生活が始まるわけですが、行ける場所少なくて結構ヒマなので、さっそく紫姫とお話してみたところ、翡翠について聞いたら、あっさりと伊予の海賊だと教えてくれました。
 あれ? もしかしなくても、序盤から翡翠と行動をともにしてきたのは無駄だったとか?
 まあ、ええですけど。色々楽しい事もあったし。しかし、やはり星の一族の情報収集能力は侮れん。

 しかし、今回のゲームは八葉が花梨ちゃんを神子と認めてないので、皆さん名前で呼ぶんですよね。前回も名前呼び捨て組だった二人と彰紋くんはともかく、他の方々に名を呼ばれるのは柄にもなくどきりとしてしまいました(^^;。

 で、肝心の恋愛ですが、いや、星の双子はらぶらぶですねえ。
 「紫、私はいつもお前の幸せを願っている」
 「兄様、紫を置いていかないでくださいませえ!!」
 いやん、素敵です。もう他人の割って入る余地ありませんですね。深苑くんが笑うときは、全て紫姫に向けられたものだし。
 しかし、今回も問答無用で現代に帰らせられてしまいます。あのEDスチルはとっても可愛くて良かったですけども。京に残って深苑君と攻防戦を繰り広げてみたかったわ。

 八葉のほうは、イサト君のテレ顔が可愛くって、一気に高感度No.1八葉にっ。イサト可愛いいい。
 でも、三段階目で「お前の力分けてくれよ」といって暗転したので、思いっきり何かを期待したんですが(笑)、おでこに手を当てられて見つめ合っただけでした。それはそれで可愛いですけども、そっちのほうももうちょい成長してくれてて良かったのにな(^^;)。
 頼忠くんも相変わらず笑える奴で嬉しかったなあ。誰か止めたれって感じで。
 幸鷹も何やら思いがけない過去があるし。
 …いや、このプレイは女の子と翡翠、勝真が目当てなんですけどね…。でも、院方の八葉との恋愛って簡単に起こるものだから、気が付いたら、頼忠、幸鷹、イサトが釣れてたんですよ(^^;。
 そりゃまあ、勝真が恋愛イベントのたびに「千歳千歳千歳」と連呼してくれて、「千歳が何を思って龍神の神子を名乗っているか考えてると、気になって恋愛なんかできない」とか「お前(花梨)こそ龍神の神子だよ。そりゃ、千歳のほうが美人でおしとやかで教養溢れて魅力的だけど、俺が龍神の神子と認めるのはお前だけだ」「ドカッ(殴殺)」とかやってくれてればね。他の人なんか蚊帳の外だったでしょうが(笑)。
 翡翠だって、恋愛イベントのたびに花梨ちゃんが海賊稼業についてしつこく質問して、第四段階で
 「海賊というからには、きっと瀬戸内あたりを想像していたんじゃないかと思うけれど…。実は私の故郷は琵琶湖のほとりなんだ。海賊というにはあまりにも貧弱だがね。
 私は君にそれを知られて、君が離れていってしまうのが怖かったんだ。だが、私は君に私の全てを知っていて欲しかった。君はこんな私でも好きだと言ってくれるだろうか…?」
 (目をうるうるさせながら、熱く語る)
 っていうシチュエーションだったら、それだけでこのゲームを買ったかいがあると思えたんですが(笑)。
 いや、でも翡翠には結構好感持ってます。「頭と金は生きているうちに使わないと損」なんて言葉が彼から聞けるとは思わなんだ。
 それに現代EDのスチルも好きだなあ。怪しさアップしてたけど(^^;。
 最初見たとき、船のロープが、翡翠が銛(もり)を持っているように見えて、てっきり
 「君のためにあの海豚を仕留めて見せよう。仕留めた海豚の大きさ、肌のつや具合、尾びれの張り具合、それら全てが私の君への愛だよ。受け取ってくれるね?」
 とかやってるのかと思ったんですが。


 最後に、なんつーか、この言葉を言わずに済んだらいいなと淡い期待を抱いていたのですが、やっぱり一言。
 アクラム、「1」で黒龍に食われてれば良かったのに…。で、シリンちゃんは鷹通の邸に引き取られると(笑)。
 でも、ほんとにアクラムよりシリン、和仁、時朝さんにEDを作って欲しかった。はう。
 いや、あのゲームのストーリー自体が時朝と和仁のらぶらぶEDと言えなくもないですが(笑)。

 

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