遙か3 雑感(前編)
遙か3プレイを始めました。 楽しみにしつつ、買ってから三ヶ月ほどおあずけしてたのですが、やっと遊べます〜。 今回は1、2からがらりとシステムを変えて、ヒロインは何度も時空を移動しながら、過去の出来事を前回の経験を元にやり直し、未来を変えるために戦います。EDを迎えても、そのデータから、また時空を跳躍してプレイを続けられます。だから、過去の経験によって同じイベントでもセリフが変わったりして面白いです。…が、このシステム、ちょいと辛いです。何がって、今までは「頼久さんと結ばれた私と永泉さんと結ばれた私は別物v」と思えたのに、ED後にまた過去に戻ってプレイしてるから、「将臣と結ばれた私と敦盛さんと結ばれた私は同じヒト」なんですよ。何度も時空を超えて男を取っ替え引っ替えするのって、8股がけプレイするより罪悪感があります(笑)。それに、せっかく過去を変えて、その人を幸せにしても、過去に戻ってやり直しちゃったら、その人が幸せになった未来は消えてしまうんですよね〜。これが、また罪悪感(^^;。 まあ、それはさておき、キャラ雑感をば(イベント感想含む)。ED順にいきます。どうしても、ネタバレしてしまいますので、知りたくない方は、お気をつけくださいませ。 *平 敦盛* ――天の玄武 あっちゃん!(何?) というわけで、2に引き続き、翠は天の玄武に心奪われてしまいました。まあ、まだ全員分のED見てないし、変動の可能性がなくもないですが。でも、ないかなあ。リズ先生や譲も結構好きですが。大穴で九郎とか。 それはさておき、敦盛は、なんだか悲観的だけど前向きな子ですね。って、なんだか矛盾してるようですが。敦盛は自分を厭っているし、自分に未来があるなんて考えもしてないですが、やるべき事はやりますので。 攻略後も、常に絆の関は可能な限り越えておきたいので、何度も一章で惟盛を倒して、勾玉を手に入れてます。 しかし、敦盛相手のときのヒロインは、すごく押せ押せで楽しいなあ。「私があなたを守ってあげます」とか「知ってます。それでも、私の気持ちは変わりません」とか「世界の何者にも傷つけさせない!」とか、かっこよすぎです。まだ気持ちを確認してもいない相手に、よくあそこまで攻めの姿勢でいられるなと感心します。でも、最初に悲惨な最期を経験してるから、言わずに後悔するほうが怖いのかもしれませんね。 あと、協力技がめっさ可愛いですね。向かい合って、手と手を合わせちゃったりしてv。背の高さも5センチしか違わないから、なんか初心な少年少女っぽさが漂っていて、微笑ましいです。 さて、EDですが…。 ちょっと待て! これで終わりですか? っていうか、救いがないよ(^^;。まあ、それでも敦盛がいいと言ったのはこっちですけどさ。 そりゃ、まあ生まれ変わりなんて待ってたら、最低でも18歳の年の差ができてしまうし、仕方ないかもしれませんが。ネオロマのことだから、ご都合主義な結末を用意してるかと思ってたんですがね。はあ…、これは自分で書くしかないのか? けど、疑問が多々あるなあ。 1.敦盛は年をとるのか。 2.発作はおさまったのか。 3.子供はできるのか(それ以前に子作り(爆)できるのか?) 4.食事、睡眠はとるのか。 5.呼吸はするのか。 謎だ……。 あ、でも、敦盛は笛を吹きますから、息を吹きこむことはできるって事ですよね。 まあ、いいや。ともあれ、敦盛はよいです(^^。 *梶原 朔* ――黒龍の神子 朔〜〜〜っ!!(何事?) なんて素敵なんでしょう。京で真っ先に出会って、「あなたのことは私が守るわ」なんて言われちゃって(*^^*)。シアワセ。 しかし、今回は味方側だと思ったら、男がいたとは。そんなに、恋敵から除外したいんかいっ。ま、あのエピソード自体は好きですけども。しかし、敦盛EDと比べると救いがあるなと思うが、人外であることに変わりはないなあ。苦労しそうだ。 けど、こんなこと言い出すのは、私だけかもしれませんが、譲×朔ってのはどうでしょうねえ。二人とも想う相手がいるのは分かってますが、いや、だからこそ、分かり合えないかと。 この二人、初期から一緒で、私のお気に入りだったので、ずっと一緒に戦っているうちに、互いの絆が上がりっぱなしで、ヒロインそっちのけで、かばい合ってるんですよ。今、二人の絆はMAXです(^^;。他の人は、絆ゼロの人さえいるというのに。それに、譲って、朔のことを呼び捨てにするんですよ。朔って、朔って、朔って!(もういい) これが萌えずにいられましょうか。 まあ、それはさておき、黒龍の神子をちゃんと描いてくれてありがとう、コーエーさん(^^。 *リズヴァーン ――地の玄武* 先生〜vv。 剣術の弟子である九郎やヒロインはともかく、他の皆からも「リズ先生」と親しまれ、敬われる彼。非常にほほえましいです。敦盛がリズ先生に褒められて、俯きながら照れてる様子なんて、思わず叫びそうです(笑)。 さて、彼は、何か知っていそうな素振りを随所で見せていたのですが、彼のルートを見て、その謎が解けました。まさか、白龍の逆鱗を持っていたとは。 「お前を何度失えばいいのだ」とか言われると、胸が痛いです。でも、他の人とのハッピーEDを見た後、これを言われると、感動する一方で、罪悪感がうずきます(^^;。何もしないで見守っててくれれば、ヒロインは自力で敦盛や朔と幸せになるのに(^^;。もういいから、自分の幸せを追求してください、先生! EDの絵は、見た瞬間、ヤバイと思いました(笑)。考えてみれば、年が倍以上ですな。 *ヒノエ ――天の朱雀* なに、あの戦闘ポーズは(笑)。 思った方、いますよねえ…。どうみても、お尻をつきだしてるようにしか……(^^;。カタールってああいう使い方をするもんなんですかね。そういや、マハト(byアルバレア)も得意武器がカタールとか言ってたような。あのポーズをマハトがするのか? …ぶぶっ。 それはさておき、彼は、最初は、はぐれ八葉・将臣(笑)と並んで存在感の薄い人でした。登場が遅いのと、あの流れるような甘いセリフに引いてしまいまして。でも、ヒノエルートの最後のほうは、えらくさわやかというか海の男っぷりが素敵でした。どっかの伊予の海賊とは全然違うよ!(笑) なんかこう色っぽいしね。十代とは思えないや。 ちなみに、ヒノエルートをやって、惟盛が好きになりました(笑)。いや、生前のエピソードが気に入りまして。それが怨霊になって、陰の気に引きずられてあんなになっちゃって。彼が、一番怨霊の悲しみを表している気がします。 *譲 ――天の白虎* 最初から最後まで一途にヒロインを思い続ける幼なじみ(弟)。彼は、設定を見たときから楽しそうな人だと思っていたのですが、やはり笑わせてくれました。協力技も楽しいですね。ものすごくエロい中原ボイスで「先輩…、お願いします」とか言うから、一体、何をお願いされてしまったんだろうと、怖かったですよ(笑)。 彼のイベントで、星の一族について出てくるのですが、滅亡してはいなかったんですね。けど、当主が行方不明になって、それがどうやら譲の祖母らしいという話になって、「えっ。もしかして、それって藤姫!? 天真が現代に連れ帰ったとか?」「あっ、ひょっとしたら、花梨が深苑くんを現代に連れ帰って、その娘かもしれない!」とか、妄想が瞬時に脳裏を駆け巡っていきました。すぐに「天真や花梨と譲は年代的に同じなんだから、その祖母であるはずがない」と気付いて我に返りましたけど、この妄想をしてる間は、本当に幸せな気分でした(笑)。でも、京に残った花梨と深苑くんの子孫、だったらあり得るかも! なんにせよ、スミレ姫も設定的に楽しい人ですな。おそらく太平洋戦争の少し前に跳んだことになるのでしょう。 譲ルートは、「失って初めて分かる、どんなに大切な存在だったか」という感じです。鈍っちいヒロインに、彼の大切さを知らせるためには、一度死なないと駄目なんですねえ。でも、あの場面で逆鱗が割れたときには、この後、譲が怨霊となって復活し、それをヒロインの拳で正気に戻し、そのまま怨霊になっちゃったけど、二人で幸せに、というパターンになるんじゃないかとものすごく焦りました(^^;。ならなくて何よりだけど、ヒロインの涙で逆鱗が直ったときには、「オイッ」とテレビに向かって、突っ込み入れちゃいましたよ。 しかし、扇当てのエピソードは良かったです。譲、そこまで腕を上げたか。すごいよ、現代に帰ったら、全国大会にも行けるんじゃないですか。ムービーの使われ方もいいです。今回は、各ルートで、ムービーが効果的に使われてますな。 でも、最後のほうは、将臣と清盛の会話で盛り上がりだしたので、将臣ルートに迷い込んだのかと思いました。 |