やっぱり、彼の場合、「姫とナイト」というより       .
.     「姫と下僕」なんですよね。(長い題だな、オイ)

 

 さて、記念すべき初プレイは、頼久くんロードです。横で、早川が「藤姫〜!!」と叫ぶのを、蹴り倒して、話をすすめました。
 まあ、両方やってもいいんですが、やっぱり、最初は夕陽EDにならないためにも一途にいきます。
 ・・・いえ、実は、この時点ですでに浮気してるんですよね。本当は、泰明くんが最初のはずだったんです。でも、OPの青龍の決めポーズと、初対面のときから見せてくれた下僕根性があまりにも気に入ったので、こういうことになってしまいました。相変わらず、気が多い事。

 で、プレイ開始。
 いや、頼久くん☆ 楽しかったよ、君といられて。彼のイベントは、みんな笑い所だったんだけど、特に印象的だったのは、第4段階かなあ。第三段階の、少女マンガ〜なスチルもかなりいいんですが。(頼久が鍛錬してるヤツ)。
 「あの・・・、良かったら、このタオル使ってください!」
 「え・・・? あの・・・・・」
 「わ、私、ずっと先輩のこと、応援してたんですっ」
って感じか? やっぱ、コーエーですねえ。
 ―――で、第4段階で、こっぱずかしい告白をしてくれた頼久くんですが、その後の物忌みで、彼を呼んでお話したら、

 「頼久さんは、八葉のお役目が終わったらどうするんですか?」
 「え? (にこっ)
 神子殿は、気が早いのですね」

 ・・・なんか、ミョーに笑えたんですけど。
 気が早いのは、君の方じゃないかい? 何気なく言ったのかもしれないが、アレの後コレじゃあ、ついつい深読みしてしまうぞ。
 後、特筆すべきは、最終決戦前に、天真と友情を確かめ合うところでしょう。死地に赴く恋人同士じゃないんだから、アナタ。OPといい、協力技といい、何でそんなに暑苦しいんだ。
 最終決戦自体はあんまり書くことなし。降りてくる龍神が、もやしに見えたくらい。けど、ひとつもの凄く引っかかったのは、京残留EDに行く選択肢「お願い、私を助けて!」ってやつです。私、あのセリフがどうにもこうにも嫌いなんですよ。
 だって、それまである意味八葉より男前(笑)で、明るく前向きで怨霊だって拳で殴り倒すようなあかねちゃんが、最後の最後であんな八葉に頼り切った、弱っちいセリフを吐くっていうのが、私的にどうにも許せないんです。
 言ったところで仕方ないとは思いますが、やはり何度やってもこのセリフは嫌だな。
 まあ、それはさておき、待望のED。いきなり、スタッフロールが流れ出したときには焦りましたが・・・ぷぷぷ。最後まで笑いをありがとう、頼久くん。

 で、現代編、京残留編の両方を見た後に、おまけの絵物語を見てみたら、スチルが一箇所、空白になっている!
 「なにっ、スチルが一つ埋まってない! もしや、振ったときにもスチルがあるとか!?」
 ・・・頼久くんは、振ってもいい男だということが分かりました。
 結局、足りないスチルは、急展開恋愛のものだと分かったので、次のロードも頼久くんとお付き合いです。

 ・・・しっかし、鬼はこれでもかというほど、情けないやつだったなあ。

 

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