逆転裁判2
逆転裁判2を買いました。前作が好評だったらしく、このゲームも前評判が高かったので、ちょいと買ってみたんですが、面白いです。実際の裁判制度なんかとは違うけど、そんなもんはこのゲームの本質じゃないので、全然オッケー。 ちなみに、1はやってないですが、違和感はないです。ただ、時々意味ありげに出てくる御剣検事が気になるくらいで(^^;。 さて、プレイした事のない方の為に、少し説明しておきます。 主人公の名は成歩堂 龍一(なるほどう・りゅういち。以下、なるほど君と呼びます)。弁護士です。そして、彼の依頼人は何故か常に絶体絶命、つまり濡れ衣を着せられています。それを弁護して、無罪判決をもらうのがゲームの目的です。 ではでは、ちょっと各章の感想なんかを。といっても、萌えたポイントしか書かないと思いますが(笑) |
・失われた逆転 |
最初の章なので、探偵パートもなく、裁判パートだけのごく簡単な物語です。ワケもわからずプレイしましたが、ミスったのは一回くらいで、問題なく無罪を勝ち取りました。っていうか、こんなアホみたいな事件を起訴すんじゃないよ!(笑)。 まあ、プレイヤーを慣れさせるための序章のようなものだし、これくらいのレベルのが私にはありがたいですね。推理モノを読むのは好きだけど、推理するのは嫌いなんですよ(笑)。なんというか、探偵が謎解きしていくのを、「なるほど!」と感心しつつ見るのが好きなので。 とにかく、この章から、「おお、これは面白いぞっ」と、連日アドバンスの電源を入れる日々が始まったのでした。 |
・再会、そして逆転 |
この章は、なるほど君の助手である真宵ちゃんの弁護をする事になります。ここから探偵パートや、2からの新システムであるサイコ・ロックなどが加わってきます。まあ、ネタバレは控えておきますが、この章はなんといっても春美ちゃん! この子に尽きます! いや、可愛いんですよ、この子。最初はなかなか口もきいてくれないんですが、仲良くなりますと、見事なトリップぶりやボケっぷりを見せてくれます。可愛いです、ほんと。ちなみに8才です(超重要・笑)。でも、この子も、事件のせいで大変な目にあうんですよね。その後のケナゲな行動を見ていると、抱きしめたくなります。うるる。 でもって、この章は春美ちゃんに尽きるとか言いましたが、実はもう一人惹かれた人がいて(笑)。狩魔 冥(かるま・めい)検事です。ムチをびしばし振り回して、有罪判決を勝ち取るためなら、証拠の隠滅も証人への脅しも辞さない、かなりヤバイ検事です。でも、そういう面白い人だからファンも結構いるようで、「私も狩魔検事にムチで叩かれたいっ」って人を時々見かけます(笑)。 でも、私はどっちかというと苛めたくなっちゃいましたね。Mの人を苛めるのも楽しいけど、ああいうSの人をねじ伏せるのも、何ともいえない快感があります(爆)。 |
・逆転サーカス |
結末に、しんみり来ましたね。団長さんはお気の毒だけど、頑張って、サーカスを世界一にしてほしいです。ちなみに、マックスはかなり好きです。このゲーム、キャラの動きが楽しいんですよ。動揺した時や、追いつめられた時とか、すごくオーバーアクションで。マックスは、「ゴージャス!」と叫びながらカードを投げるのが好きだった。 この章でも、狩魔検事と戦うことになります。しかし、狩魔検事、そんなになるほど君に裁判で勝ちたいなら、たまには真犯人を起訴すればいいのに(^^;。それは、言っちゃいけないのか? まあ、なるほど君は冤罪事件しか扱わないですからね。仕方ないのか。被告人にとっては、いい迷惑ですが。 |
・さらば逆転 |
散々、意味ありげに登場していた、御剣検事が登場です。さあ、どんな男なんだろっ、と期待は高まります。「きっと、ナル×ミツ(または逆)多いんだろうな」というのは、察しがつきましたが(笑)。 この方、狩魔検事の知り合いで、どうやら同属性の人らしいです。つまり、格好つけで、人の努力を鼻で笑うような。女ならいいけど、男でこの性格はかなりムカツクなあ(^^;。でも、何やら悟りを開いたらしいので、結末では何かが待ってるんでしょうね。 しかし、知り合いなため、御剣検事は狩魔検事を「メイ」と呼びます。ちょっとジェラシーを感じてしまった。私の狩魔検事を気安く呼び捨てないでくださいな(笑)。しかし、ちょいとサイト巡りをしてみたら、世間的には御剣×冥なんですね。ピンときませんが、もうちょっとゲームを進めていけば、分かるのかもしれないっすね。やっぱ、なるほど×冥ってのはないのかな…。鬼畜で18禁だと、なお嬉しいのだが(コラ)。 さてさて、この章では、なんと冥(名前入力が面倒になったので、以下コレ)が、狙撃され、代わりに御剣検事が法廷にやってきます。う〜、きっと、今頃冥はものすご〜く悔しがってるんだろうな、どんな顔してるんだろ、ああ見に行きたい、とか思った私は鬼だろうか(笑)。 という訳で、御剣検事と対決です。ちぇっ、冥ちゃんを負かして、あの屈辱的な顔を見るのが私の楽しみなのに(笑)。あ〜あ、法廷すっぽかして、お見舞いに行きたいよ。…なんて不埒な事を考えていたんですが、千尋さんに助けられて、なんとか公判を終え…たら、なんと冥のお見舞いに行けるそうですっ。わ〜い、きっとすごく嫌な顔をして出迎えてくれるんだろうなっ、わくわく(何かが違う…)。 と思ったんですが、彼女はさっそくムチを振りかざして現れ、平然とした顔で、「このくらい大した傷じゃないわ。今日の法廷だって行けたのよ」とのたまいました。うーん、やっぱ、彼女はこうだよね。きっと、なるほど君から見えない所まで来たら、すごく痛そうに傷を押さえたりしてるんだろね。でも、「くっ。あの男の前でだけは醜態をさらすものかっ」と我慢してるんだよ。いや〜、萌えっすv。 がっ、がっ、この後、かなり冥ちゃんになびいていた私の心を、がっと掴んだ春美ちゃんの素晴らしい一言が待っていました。 春美「(略)…あの方たちは、仲が良かったのではないのですか?」 なる「良くないよ、ライバルなんだ」 春美「”強敵”と書いて、”とも”と読むのが、正しいライバルですっ!」 素晴らしすぎです、春美ちゃん(笑)。アツイよ。 しかし、この後の展開は、ほんと予想外でした。それで、タイトルが「さらば逆転」なのね。プレイしてるこっちも追いつめられてるような気分になってきました。いや、最終話にふさわしいボリュームだったと思います。その分、謎解きには苦労したけど。 という訳で、プレイ終了です。いや、しかし、冥がこんなに私好みだったなんて(笑)。当初は、法廷で戦うのキツかったのに。今では、もうすごく可愛いです。 |
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