悪代官プレレポ本章です。
このゲームには出会った瞬間からトキメキを覚えていました(笑)。
「悪代官になれる…。即ち生娘を権力にモノを言わせて召し出して、帯び回しができるって事よね!」
既に、頭の中にはそれしかありませんでした(笑)
でも、その時は買わなかったのですが、紆余曲折を経て、やっぱりプレイする事になりました。しかし、説明書を読んでみると、「邸に罠を仕掛け、正義の味方をやっつけていく…」というのが、主なゲーム内容のようでした。うわ〜。私、罠とか苦手なんですよ。刻命館も、かなり最初のほうで挫折してしまったし。しかし、ある程度話を進めないと、帯び回しはできないらしいし、仕方ない。頑張る事にします。
代官を成敗しに乗り込んでくる正義の味方は、結構ゴージャスで、遠山の金さんとか、大岡越前とか、水戸黄門とか出てきます。時代考証ゼロですな(笑)。ちなみに、妹が「暴れん坊将軍も出てこないかな」とか言ってましたが、さすがに将軍様をぶったぎるのはヤバかろう。まあ、先代の副将軍をぶったぎるのも充分ヤバいと思いますが(^^;。
・ステージ1 代官邸
戦う舞台を選ぶと、代官と大黒屋(悪徳商人)との会話で物語が始まります。実写の映像で、出演は悪役商会の方々です。この時、一緒に悪人気分になって高笑いするのが気持ちいいです(笑)。
それが終わると、さて、罠を仕掛けにいきます。家臣をぞろぞろ引き連れて、落とし穴や油ツボや用心棒を配置していきます。しかし、なにぶん最初で勝手が分からないので、とりあえず適当に配置したら、あっさりやられてしまいました(^^;。
くそうっ。しかし、ちょいと勝手が分かったので、再トライです。とりあえず、用心棒の数が全然足りなかったので、数を増やしし、自分でスイッチを押して作動させる罠は私には向かないと分かったので、落とし穴などの自動発動の罠を多めに仕掛けていきました。
やはり敗北(泣)。
「何がいけないんだ〜。大体、アクション性を求めてこのゲームを買う人なんていないんだから、もちっと簡単にしてよっ」と叫びつつ、今度は、用心棒をこれでもかというほど、配置してみました。それこそ、スシ詰状態に。すると、あとちょっとで勝てるというところまで行けたんですよ。つまり、また負けたわけですが(^^;。でも、「こりゃ、用心棒に全部任せて、私は高みの見物を決め込んだほうがいいな」と悟ったので、次に、前回の配置に用心棒や罠を多少増やして配置しました。
見事、勝利! やったね! でも、仕掛けた落とし穴は半分くらい余りました。この時の勝因は油ツボです。油ツボで近くの床一面を燃やすんですが、人が密集してるものだから、正義の味方だけでなく、用心棒に次々と引火していって、辺り一体が大火事になっちゃったんですね。それで、正義の味方は火に巻かれて死亡、と。いや〜、残酷だ。でも、あんなに燃やしたら、邸が全焼しちゃうんじゃないかと思うんだが、どうやら耐火構造になってるらしいです(笑)。燃えるの、人だけ。
ともかく、炎をバックに勝利の高笑いをして、ステージ1終了。
・ステージ2 長屋
長屋のある場所に代官の別荘を建てるため、長屋の住人を追い出し、出て行かない者は辻斬りに見せかけ殺害、とまたまたとんでもない事を企んでいる代官と大黒屋。それを知った三河町の半七(岡っ引)が乗り込んでくる、というのが今回のストーリーです。
今回は、前回の教訓もあって、一度でクリアできました(^^。やはり、落とし穴と用心棒を中心に配置していったんですが、今回も勝因は油ツボでした。
「なるほどね。こりゃ、あちこちに落とし穴配置するより、絶対に正義の味方が通る場所に大量の油ツボと大量の用心棒を配置して、全部一緒に燃やしちゃえばいいんだ」と、非常に悪魔的な戦術を思いついたので、次回からこれで行きます。
ああ、しかし、帯び回しはまだ出来ないのかな〜。
・ステージ3 奉行所
奉行所の隣に、勝手に奉行所をモデルにしたテーマパークを作り、怒った大岡越前が乗り込んでくるというのが、今回の話。
しかし、今回はてこずりました。大岡越前は、部下を二人も引き連れてくるんですよ。くそう、やっぱり単独行動してる下っ端役人とは違い、国家のバックアップがある人は強いなあ。二回ほど連敗して、もともと罠系のゲームが好きでない私はその時点でしばらくプレイを中断していました。
しかし、そんなある日、妹が、「お姉ちゃんがゲーム進めてくれないと、私が帯び回しできないでしょっ」と、「勝手なこと言うんじゃないっ」と怒っていいのか、「やはり姉妹だね、妹よ」と肩を叩けばいいのか分からない激励をくれたので(笑)、再びプレイ開始。中断した分、ちょいと勘が鈍ってましたが、なんとか勝利をおさめました。
しかし、まだ帯び回しは出現せず。くうう…。
・ステージ4 吉原
この回の代官と大黒屋のやり取りは楽しかったです。場所が吉原なだけに、女の子を三人用意してくれるんですね。しかし、吉原なのになぜか遊女ではなく、町娘だったのですが、若い女の子にベタベタちやほやしてもらって、気分がよかったです(笑)。
そこへ乗り込んでくるは、遠山の金さん。なぜか最初から片肌脱いで、桜吹雪を見せつけながら走ってきます。露出狂のケがあるのか?(笑)
今回もてこずりましたねー。舞台がかなり広くなってて、金さんがどこから入ってきて、どんな風に進んでいくのか良く分からなかったんですよ。それに、無駄な出費を抑えようと、必要と思うだけしか罠を置かなかったので、罠が足りなくなってやられたり。
五回目くらいのチャレンジでやっとクリアしました。やはりモノを言ったのが油ツボです。家臣全員と用心棒6人くらいいるところで油ツボを燃やしたら、その辺一帯が火炎地獄になって、金さんの体力ゲージが一気に八割ほど減りました。後は、落とし穴でトドメです。やったね!
・ザ・帯回し!
吉原をクリアすると、念願の帯び回しのミニゲームができます。ミニゲームの説明画面に、「これのために、このゲームを買った方も多いと思います」と書いてありました。分かってるじゃないの(笑)。
クリアすると、悪代官と三人の娘の、「よいではないか、よいではないか」「あ〜れ〜。お代官様、おやめくださいませ〜」の映像が見られます。ふっふっふ、やったね!
しかし、これがゲームの一番のウリだって分かってるんだから、もうちょいサービスしてくれても良かったのにな。帯を解いて、着物がはだけて、小袖姿になった娘を布団に押し倒して暗転!くらいまではやって欲しかったかな。または、二人いっぺんに帯を解く、「両手に花帯回し」とか。
ともかく、帯び回しができたのでゲームの目的は達成しました(笑)。まだ、続きはあるんですけどね。気が向いたら、またプレイしましょう。水戸黄門ともお目見えしてないし。
以上、プレレポでした。