次は、残っていた天真の通常、永泉、泰明の急展開、それと朱雀の二人です。 詩紋くんですが、私は最初、この子が嫌いっていうか、苦手でした。
だって、金髪碧眼に、名前が「流山 詩紋」ですよ!?
これが「田中 太郎」とかいう名前だったら、多分、大好きだったでしょうけど。
でも、ゲームをやってみたら、意外と骨があって、好感が持てました。この上、「あかねちゃあん、イノリくんが、僕のこといじめるんだよ。僕、何もしてないのに。ぐすぐす」という性格だったら、間違いなく早川に押し付けて、私はやらなかったでしょう。
ただ、ゲームを始めるときに、絶対にこの子の顔を見なくちゃいけないのは、未だにウザいですが。
とまあ、好感は持ったんですが、この子もなにかにつけて、ぺたぺた触ってきますね。十四歳なんて、もうそれが許される年じゃないと思うんですが。
「あなたの鼓動が聞こえるよ」って・・・、おいおい、どこに顔を当ててるんだ?
セフルとも異様に絡むし。まあ、あの二人が並ぶと可愛らしくていいんですが、このままじゃ天真の京残留のように、セフルを捜すために京に残るなんて言い出しかねないなあ、と思ってたら、本当にそうでした(苦笑)。
まあ、頑張ってくれい。
とーとつですが、天真もなかなか笑わせてくれるキャラですね。イベント中、いきなり星空が出てくるわ、夕陽をバックに立ってるわ、とどめにセリフが「優しくしないでくれ」だし。思いきり笑わせていただきました。まあ、ランに捨てられて泣き出したときには、「こいつ、どーしよう」とか思いましたが。
やっぱり、青龍ふたりは良いですな。しかし、「言葉でなくても、心で通じ合える日が来ますわ」(By 藤姫)って、来たら怖いよ。ちょっと、エグい想像をしてしまった。
あと、イノリくんですね。はっきり言って、最初、彼にはさほど興味をひかれなかったのですが、恋愛イベントのアップの笑顔にガツンとやられてしまいました。
「か、かわいい・・・っ」
かわいい子供には弱いんです。相性悪くて苦労させられたし、愛着も湧こうというもの。朱雀と戦うときのイクティダールとのやりとりも良かったし。恋愛関係にあると、セリフが変わるんだね。
ちなみに、私と一番相性がいいのは鷹通くんです。2番目が、僅差で少将(ちっ)、次が頼久くんです。
しかし、イノリ攻略中に、また永泉くんにひどい事をしてしまいました。天のシナリオ朱雀編で、永泉くんに送ってもらって、イクティダールに薬をもらいに行った時、イノリがやって来て、そのまま急展開に突入したんですね。そしたら、ヒロインとイノリは、散々ラブラブな雰囲気をつくった後、その辺で待ってるはずの永泉くんを置いて、とっとと帰っちゃうんですよ!
最初、見たときは唖然としました。イノリは永泉がいることを知らなかっただろうからいいとしても。所詮、仲間より恋ってことですか。
「み・・・、神子?」とか言って、困ってる永泉くんの顔が目に浮かぶようです。お気の毒にのう・・・。
というわけで、ますます鬼畜度がアップした、うちのあかねちゃんなのでした。
ともあれ、このプレイで、スチルが全部埋まったので、「お・ま・け」の八葉ヴァージョンを見ることができました。
あれは、嬉しいですね。でも、素直に「かっこいい♪」となるんじゃなくて、「あ、資料になるじゃん」と思ってしまうのが悲しいところ(−−;)。
さて、言いたい放題言ってきたこのプレレポも、今回で終わりということになります。
ただ、「遙か」って、誰と恋愛するか、誰と戦いに行くかで、会話等に変化があるので、プレイはまだ続けると思います。その中で、よっぽど面白いものがあったら、突発的に書くかもしれませんね。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました。
八月には、「遙かなる時空の中でカーニバル」が出るそうで、さすが、コーエーと思いつつ・・・。
2000.6.28